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ロボットビジネスレビュー

ロボット業界に転身して、3年目。少しだけ、ロボットビジネスのことがわかってきました。その内容をまとめていくために始めました。羽田卓生(アスラテック株式会社、ロボットパイオニアフォーラム幹事)

AIBOのことを改めて勉強

新しい自律型エンターテイメントロボットが、家庭にやってきた。

感情と本能を持ち、学習しながら成長していく。

もちろん、知性もあり自律して行動もできる。

そのロボットは人間の伝えたい事を理解できる。

ただし、言葉は話せない。

光や音、ボディーランゲージを使ってコミュニケーションする。

そのロボットは、とても可愛らしい。

家庭に溶け込み、生活に欠かせないものになるだろう。

そして、人間とロボットとの共存を目指す。

 こんなロボットがついに発売になった。

きっと、大人気になること間違いない!

ただし、それは、1999年のこと。

いまより、17年も前のことになる。

もちろん、これはソニーAIBOのことです。

こちらのサイトに詳しく開発コンセプトやエピソードが書かれています。

AIBO Official Site

 

開発責任者の言葉としてこのようなことも。

、まず先に人間と共存して自然なコミュニケーションができるパートナーロボットを作っておいて、その次に有用性を持たせていくことではないかと思うんです。そして、エンターテインメントを核に追求しながら、家庭の中での有用性が何かということが明確にしながらそれに取り組んで行くというスタンスです。

エンターテインメントから、有用なものへという考え方だったんですね。

まずはどこから広げるかということで、AIBOという形を選んだというわけだ。

推察では、10万台以上売れて、数百億円の売上があったAIBO

さすがにこのコンセプトはいまでも十分通用しそう。

 

ただ、もう一ケタ売るために、世界的ヒットにするためには何が足りなかったのだろうか?

・費用

初代の25万円から最終モデルが約10万円。

エンターテインメントだけには、ちょっと高いか?

・実用性

エンターテインメントから、有用なものへというコンセプトであったAIBOだが、

やはり、実用性がなさ過ぎたとうことだろうか?

・コミュニケーションの幅

動物的な自然なものでなく、機械的なナチュラルじゃない何かが問題であったか?

・非言語というコンセプト

やはり、言葉を話せないというのは飽きが早いのかもしれない?

・犬、動物というコンセプト

そもそも原体験があるものを模倣したのがよくなかった?

・当時の技術

実現するために使えた当時の技術がコンセプトに追いついていなかった?

と、思いつくところで、課題を挙げてみました。

 

AIBOのオフィシャルサイトにオーナーのインタビューも掲載されている。

・人生が変わった

・もう手放せない

などのコメントがある。

ここまで、ユーザーに言わせた製品ってやっぱりただすごい。