ロボット大国日本は危うい?
先日、アスラテックより、「世界のロボットスタートアップに関する調査結果」を発表した。
世界のロボットスタートアップに関する調査結果を発表 – アスラテック株式会社
THE ROBOT REPORT で取り上げられているロボットスタートアップの件数を国別で見ると、表1のようになる(上位 10 カ国)。アメリカが279 件で最も多く、続いてフランス(46 件)、中国(30 件)となり、日本は 16 件で9 番目だった。
驚くことに、なんと9位。元ネタの日本のスタートアップの調査には、少し懐疑的なところがあるが、アメリカの279件に遠く及ばないのは事実。昨年、西海岸のロボットベンチャーのイベントに参加してきたが、日本より、その数が違うのは間違いない。
しかし、なんで、ここまで差があるんだろうか?
経産省が発表したこのレポートにその要因が書かれている。
https://vbcc.jp/wp-content/uploads/2015/01/Industrial-Policy-ja.pdf
・若年層の起業がすくない
・開業率が低い
など。
ロボットも、IT関連同様に、日本が得意だったのにも関わらず、米国に逆転されるということが起きるの可能性が大きいかもしれない。