トヨタの、ボストン・ダイナミクスとシャフトの買収で何が変わる?
トヨタ、ロボ開発2社買収交渉 米グーグルから
【シリコンバレー=小川義也】トヨタ自動車が米グーグルからロボット事業の中核子会社2社を買収する方向で詰めの交渉に入ったことが31日、明らかになった。トヨタはロボットを将来の成長を担う事業のひとつと位置付けている。2社の人材を活用してロボットの開発体制を大幅に強化。自動運転技術などへの応用も視野に入れる。 売却交渉を進めるのは米ボストン・ダイナミクスと東京大学の出身者が設立したSCHAFT(シャフト)の2社
トヨタ、ロボ開発2社買収交渉 米グーグルから :日本経済新聞
という大きなニュースが入ってきました。
足つきのロボットに携わってビジネスをしている者には、
影響は多少なりあるニュースではないかと思います。
グーグルは取捨選択の中で、売却とした二足歩行ロボット2社を、
世界のモノづくり企業トヨタがまとめて買収する形になる。
■ネガティブな影響
・グーグルが二足歩行を見放したから、二足歩行自体がダメ
・西海岸で起きているロボットベンチャーブームが下火になる
・二足歩行は結局は日本だけのガラパゴスビジネスになる
・二足歩行はベンチャーが入り込める余地がなく、大資本しかできない領域になった
■ポジティブな影響
・トヨタが買収に動いた限り、実用化に向けてとことんやるはず。二足歩行に何かがあるはず
・日本のロボット技術がグーグルを経由して再評価
・二足歩行やるなら日本が世界の中心になった
・トヨタゆえに実用化までに時間がかかるから、その隙を狙える
とりあえず、思いつく限り列挙。